文学・評論6

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「かわいい」論 (ちくま新書)
日本を中心とした、「かわいい」という現象・美学をテーマにした文化史・社会心理論。 ここ数年、日本はもちろん海外でも一大文化・産業を成している「かわいい」現象を取り上げ、その意味・位置づけを一般向けの......
四方田犬彦の引っ越し人生
著者が実際に暮らした土地土地のありようを、その時代の空気とともに記録した 紀行文。取り上げられているのは、次のようなラインナップである: 兵庫県西宮市今津浜田町、大阪府箕面市半町、世田谷区下馬町、杉......
世界は村上春樹をどう読むか
私はとくに村上春樹ファンではないが、 一人の存命の作家をめぐって、 各国の翻訳者たちが一堂に会してシンポジウムを行なうということ自体、 文化イベントとしてきわめて珍しいことだし、 当日はかなりの盛会......
日本映画史100年 (集英社新書)
単なる映画ガイドではない。映画の一〇〇年の歴史が積み重ねられ、その重さがよくわかる一冊。この著者のほかの著書も読んでみたくなりました。この批評家の映画観はきわめて明確である。しかし私には到底肯定し得......
見ることの塩 パレスチナ・セルビア紀行
パレスチナとバルカンにおける連鎖的な報復状態の記述を読んで、 頭に浮かんだのは、最近読んだ山田風太郎『魔群の通過』でした。 日本史上類を見ない悲惨な内戦と作者が位置付けた水戸藩天狗党の物語が、 異国......
ためぐち韓国語 (平凡社新書)
私は韓国語を知らないし学習したこともない。そのような者にとっては掲載されているタメ口(パンマル)は覚えられないし、覚える気もない。でも、韓国人と日本人の文化、習慣、性格などの違い、そして韓国のここ3......
月島物語ふたたび
本書は『月島物語』そのものですが、現在からみた月島論、それに建築史家の陣内秀信氏との対談が新たに収録されています。 その対談では、この『月島物語』が歴史的にみて極めて重要な時期に書かれたことが、改......
漫画原論 (ちくま学芸文庫)
記号論・映像論などをベースに持つ、人文科学系インテリの四方田氏の手によるマンガの表象システム論を体系的に論じた入魂の一冊。 同系統の本に詳しい人に言わせて見れば内容的には、夏目房之介氏の著作と重な......
ソウルの風景―記憶と変貌 (岩波新書)
博覧強記という点では四方田氏にヒケをとらない坪内祐三氏が、 『新書百冊』(新潮新書)にて、本書を「最近の岩波新書で ナンバーワン」と絶賛していた。 正直にいえば、評者はそこまでの評価をする自信がな......
詩集 壁に描く (りぶるどるしおる)
原語が堪能でない訳者によるオリジナル編詩集。訳者の四方田は映画論を書くときも、漫画論を書くときも、その他文化的に刺激的なもろもろのことを書くときも、すべて文体が同じ。良く言えば明透な論理的文体。仕方......
ラブレーの子供たち
私にとって今のところ一番好きな料理本。何度も繰り返し読んじゃいます。本屋さんでこの本を見かけると「中に料理にまつわる面白い話がいーーーっぱい書いてあることにあんまり気付かれてないんだろうなあ、かわい......
女優山口百恵
『女優 山口百恵』というタイトル通り、女優としての山口百恵を考察した本。 第1章『映画女優 山口百恵』は、映画女優としての百恵を考察する章。吉永小百合版『伊豆の踊子』・倍賞千恵子版『霧の旗』・......
ハイスクール1968 (新潮文庫 よ 30-1)
タイトルに入ってる「1968」と、モンキー・パンチの装画に魅かれて購入。「1968」なんだから当然当時の風俗や流行りものの話も出て来るだろうし、学生運動なんてのも大いに語られてるんだろうな・・と予想......
モロッコ流謫
モロッコについて調べる必要があり読んだ。著者はたくさんの本を出版しているようだが、私はこれまでこの著者の本を読む機会がなく、これが初めて読んだ本。冒頭にジャームッシュの紹介でボウルズに会いに行くエ......
人間を守る読書 (文春新書 592)
初出の時期順の配列ではないこの書評集で、第1章冒頭を飾っているのがサイード『オリエンタリズム』。そこには「知識人と学者とは違う。知識人の本質とは、自分の学問的な専門領域をひとたび離れて、アマチュア......
旅の王様
日本、海外と放浪の旅を終えて帰ってきたとき読んで、すごく共感した。説教くさくなく、なんか普通に納得できて、それでいて、ああ、旅って良いなあ、旅ってなんだろう、人生ってやっぱり旅だと思った。重くもなく......
「パッチギ!」対談篇 ・・・・・・喧嘩・映画・家族・そして韓国・・・・・・ (朝日選書)
在日コリアンの李さんと日本人の四方田さん=二人の男の人がアイデンティティや映画、青春時代、などについて語り尽くす形式の本で98年と05年の2度にわたる対談が掲載されています。偶然手にとったら、これ......
またふたたびの道・砧をうつ女 (講談社文芸文庫)
「砧をうつ女」は第66回芥川賞受賞作品。終戦近い時期、病気で母を失う少年の物語。戦争も、母が朝鮮半島生まれのことも重要な要素なのですが、それが主ではなくて、母親の姿そのものを描いたような作品です。後......
湯ぶねに落ちた猫 (ちくま文庫 よ 22-1)
芥川賞受賞作「小さな貴婦人」を読んで以来、実に久々に作者の著作を読むことになりました。 タイトルにもある通り、猫好きの作者らしい素敵なエッセイが大半を占めています。 そこに現れる作者と猫たちの......
男嫌い
ふとしたことからこの本に出会う。ページをめくり、読みすすめるうちに、「不思議なかんじ」を覚えた。小説ではない、どちらかというと詩か、さらさらと流れる歌のような印象を受ける。ベストセラーの本のように、......
小さな貴婦人 (新潮文庫)
私も愛猫に先立たれてしまったので、読んでみようと取り寄せました。 文章は難解で、私の読解力不足のためか、支離滅裂に思われる部分もあるのですが、何故か手近に置いて何度も読み返したくなり、読んでいると心......
吉行理恵詩集
この詩集を手にして30年近くなりますが、未だ完全に理解出来ない奥の深さと、難解さがあります。しかし、この果てしなく深いメルヘンの世界に浸っていると、何故かとても満たされた気分になるのです。この詩集は......
関ケ原〈下篇〉
司馬作品の傑作。司馬独特の観点から描かれているが、まるで筆者が400年以上昔を天から見ていたかのような細々とした描写。この作品では数多くの人物が登場するが、それぞれに躍動感があり、魂が吹き込まれてい......
蹴りたい背中
表現が多彩で、ひとつのことをいろんな表現の仕方で表現できることが素晴らしいと思いました!あのような表現ができるからこそ、読者はその情景を容易に想像することができると思いました。芥川賞受賞作品という事......
インストール
綿矢りさの第38回文藝賞受賞作品。 2作目の「蹴りたい背中」で芥川賞とったから、作家の名前を知っている方は多いはず。 本の後ろカバーにあった著者の写真が可愛いかったから、購入してしまったという大変......
インストール (デザートコミックス)
簡単に説明すと、思春期の刺激的な火遊びが、オトナの世界を知るきっかけになるという話でした。 現実味には、少し欠ける部分があるだけに、漫画化することで、違和感が強まったかもしれません。 でも、この漫......
好色一代男 改版 (中公文庫 よ 17-11)
他の西鶴作品は研究者が訳したものを読んだのだが、この作品だけはこの訳者で読むべきだろうと思った。訳文はこなれていて、注釈も少なく読みやすい。さらに本文と同じぐらいの訳者覚書の長さも気に入った。 ......
原色の街・驟雨 (新潮文庫)
とても昭和20年代に書かれたとは思えない時代を感じさせない文章にまず驚いた。娼婦との揺らぐ人間関係を描いた「驟雨」をおもしろく読んだ。身につまされる思いがする。娼婦だったときには心を探ることなく、他......
美少女 改版 (新潮文庫 よ 4-5)
この時代では最先端であったろう、時代の風俗も今読むとパッとしない。それはそれでしょうがないことではある。時代は変わって21世紀だから。でも発売当初は売りであった風俗描写を差し引いて、物語のみ読み進め......
暗室 (講談社文芸文庫)
吉行淳之介の代表的作品。この作品で氏は谷崎潤一郎賞を受賞しており、文学的にも世間的にも広く認められている作品といえる。評論家、福田和也は著書の中で他の第三の新人らの作品とこの作品をあわせて「必読」......
ダンディな食卓 (グルメ文庫 (Gよ2-1))
昭和40年代後半の新聞連載を中心に編まれた文庫オリジナル。流行作家によるグルメ話かと思いきや、お題になっている食べ物の題はほんの味付け程度(でも上手いこと食べ物の話題にからめていますが)で、日々の暮......
好色五人女―現代語訳 (河出文庫 古 1-11)
志賀直哉の「暗夜行路」に書かれ、志賀自身感服する程の、情景描写、人間心理の洞察が鋭く徹底しているのです。それだけに読み進めることが骨折り。しかし、損はしないでしょう。ところで、私は読んだことがござい......
星と月は天の穴 (講談社文芸文庫)
「暗室」「夕暮れまで」に並ぶ著者の傑作の一つ。吉行淳之介は欺瞞を排除する。性善説に立脚した恋愛や人との関わり。そのスタンスは他者の排除からではなく、「なぜ生きることはこうも上手くゆかないのか」という......
夕暮まで (新潮文庫)
極端に文字数が少ないページ、それに比例して、緩慢な内容。 男女の弛緩した気鬱陶い現今的状況が、ゆるゆるの文章、平板な描写、語彙の極端な貧相で書かれている。 江藤淳氏が「自由と禁忌」で叩いていた一......
子供の領分 (集英社文庫)
小学校3−4年生の吉行少年が若い父と美しい愛人に連れられて夏休み火山島を旅行する「夏の休暇」。長屋住まいの少年Bと山の手住まいの少年A。二人のやや硬直した遊びの世界を描いた「子供の領分」。高校1年、......
子供の領分 (集英社文庫)
小学校3−4年生の吉行少年が若い父と美しい愛人に連れられて夏休み火山島を旅行する「夏の休暇」。長屋住まいの少年Bと山の手住まいの少年A。二人のやや硬直した遊びの世界を描いた「子供の領分」。高校1年、......
砂の上の植物群 (新潮文庫)
主人公に大きく影を落とす父親の存在が物語に奥行きを与えている。吉行氏にとっては父親の存在はかなり大きいらしく、他の作品でも父親の行動に引きずられる息子を描いた作品がある。息子にとって父親は「大人にな......
軽薄のすすめ
タイトルに魅かれました。自分は少し生真面目すぎるかな、と思っていたので。でも、そんな狙いとは違うことを教えてもらいました。それはたった一言でしたが、たぶん一生残る言葉だと思います。それから、現代の言......
吉行淳之介全集〈第1巻〉全短篇1
氏の芥川賞受賞作「驟雨」を始め、娼家街に住む女たちの生態を見つめた「軽い骨」、生と死が隣り合わせになった結核の長期入院患者たちの交流を描いた「漂う部屋」など、娼家街と闘病をモチーフにした暗いトーンの......
老イテマスマス耄碌
吉行さんはこの本が出て翌年、山口さんは翌々年に亡くなった。本は90年から92年まで5回の対談をまとめたものである。吉行さんは最初から体調が悪く、山口さんがしゃべっている部分が多い。内容は年寄りの話に......
鈍感力
有名な本なので買ってみた。鈍感で図太く生きるのが良い、みたいなことが書いてあります。自分への批評や病気などに対しては、抗体性が強く鈍感であった方が楽に人生を渡れるのは間違いないと思います。「鈍感」と......
男というもの (中公文庫)
一般論的で平均的に男性をとらえすぎている。が、読んで参考になり、損は無い本だと思います。しかし、これをマニュアルに女性が男に対すると失敗することもあるのではないでしょうか。世に例外なきはないからで......
遠き落日〈下〉 (集英社文庫)
野口英世がアメリカで成功を収め、日本に凱旋帰国し母親のシカに親孝行するところは感動しました。また海外に出てからの野口英世について考察も含め詳しく書かれており、大変野口英世に興味を持つことができました。...
遠き落日〈上〉 (集英社文庫)
上下巻一気に読みました。いや、凄い。野口英世は、本当に凄い。強烈な個性と、信じがたい努力。こんな人が日本にいたとは知らなかった。言葉では言えないくらい、感動した。野口英世は実に実に凄い。波乱に満ちた......
熟年革命
熟年層に特化た「あとの祭り」と「鈍感力」といえば わかりやすいでしょうか。既出本掲載のネタの寄せ集めで、 どれもこれも「鈍感力」や連載中の「週刊新潮」の コラム(「あとの祭り」)で読んだようなことの......
シャトウルージュ (文春文庫)
だけど他人に委ねてしまっては・・・主人公は完全なM男君でしたね。 著者独特の冷静な文体でフィクションとしては面白かった。 知識だけの頭でっかちな男が増えているのは事実・・・ 男と女の性......
指の値段 (潮文庫―あとの祭り (わ-1-34))
「失楽園」や「愛の流刑地」などで知られる著者が 2004年〜2005年に雑誌に連載していたエッセイ47編が収められています。 そのときの時事ネタから感じたことをそのままズバリ、 「ここまで書いてい......
愛の流刑地 上 (1) (幻冬舎文庫 わ 7-1)
渡辺淳一の小説で初めて読んだ作品です。特に後半は、異性ながら菊治の心境が痛いほどよくわかり、涙が止まりませんでした。リアリティに富んだとても哀しいお話でした。「男が女を快くしないことは罪ですが、死に......
懲りない男と反省しない女―渡辺淳一と女たち (中公文庫 わ 6-18)
どちらが良い悪いではないですが、生まれ持っての性質がかなり異なるので。 まあ、お互いすれ違いが生じそうになったら手遅れにならない前に一読を...
無影燈(下)
彼女の健気な恋物語として、私はこの小説をとらえました。最後の場面は、自然と泣いてしまいました。愛する男性・直江が死んでしまったと、理性では理解しても、本能で拒絶する倫子。あの人がいなくなるなんて、そ......
キッスキッスキッス
最近よく手紙を書くようになりました。しかも墨をすり、小筆を使って和紙の便箋に綴ります。Eメールも送りますし、携帯電話でのメールも頻繁に利用します。手紙を書くというこの行為は便利なEメールでは伝えられ......
阿寒に果つ (角川文庫 緑 307-2)
若くして人生を終えた少女画家の人物像を、彼女を取り巻いた人々のエピソードから掘り起こして再構成した形をとる。作家の青春時代の自伝的要素の濃い作品である。 思い出は、多くの場合は「あのとき〜だった......
源氏に愛された女たち (集英社文庫)
「あさきゆめみし」(源氏物語を漫画で描いたもの)を読んで源氏物語に興味を持ち、 知識を補完するするためにこの本を買ってみたが、物足りない内容だった。 渡辺氏の視点で登場人物を論じているが、 そのど......
無影燈(上)
上巻では、女性に対してふしだらな直江という男が描かれている反面、医に対する厳しさが見て取れる。 なぜ、死というものに厳しいのかは下巻でわかるのだが・・・渡辺淳一の作品は学生の頃読みあさりました。テレ......
戻り川心中 (光文社文庫)
◆「桔梗の宿」 死体が握っていた一輪の白桔梗。 二つの殺人事件を繋ぐこの花は 〈ダイイング・メッセージ〉なのか、 あるいは何かの〈見立て〉なのか? 結末で浮かび上がるの......
人間動物園 (双葉文庫)
ラスト、こういう事だったのかと見事にだまされました。 ただそれに行き着くまでの描写がまわりくどかったのと、伏線らしきものが多すぎて、登場人物の人物設定も広げすぎでした。 それゆえ焦点がぼけてしま......
恋文 (新潮文庫)
小説の言葉を借りると、『こんなすごい「短編集」、はじめてみたよ』。 5話からなる短編集で、キーワードは『白い嘘』。 人間は、他人を思いやるが故に嘘をつく。相手やお互いを想うからこそ 生まれる嘘。......
暗色コメディ (文春文庫)
作者のデビュー作「変調二人羽織」は本格物の短編集。その後、叙情派作家としての地位を確立していったが、一方で人間の心の襞を突いた心理トリック物の短編も書いていた。本作はそんな経験を活かし、男女の機微の......
明日という過去に (幻冬舎文庫)
二人の女性の手紙のやり取りを通して、二組の夫婦そして、その娘の愛劇をミステリアスに描いた傑作。 一度読み終えた後にもう一度読むことによってまた違った面白さが出てきます。とてもよく出来た良質のミステ......
飾り火〈下〉 (新潮文庫)
登場人物全員が一筋縄ではいかないかたがたばかりで、怖い。男性が一読したら「女って怖い」と思う気がする。...
流れ星と遊んだころ
なんとも内容が推測しにくいタイトルなのですが、本作は恋愛小説ではなく、まっとうな(?)ミステリー小説です。俳優とマネージャーを中心にした物ですが、単純なドラマというより、そのそれぞれの野心や思惑が、......
流れ星と遊んだころ
なんとも内容が推測しにくいタイトルなのですが、本作は恋愛小説ではなく、まっとうな(?)ミステリー小説です。俳優とマネージャーを中心にした物語ですが、単純なドラマというより、そのそれぞれの野心や思惑が......
夕萩心中 (光文社文庫 れ 3-5)
◆「菊の塵」 明治の世に、武士道を貫こうとする夫婦の物語。 病床に縛られ、屈辱の日々を送っていた元軍人の夫の死から浮かび上がるのは、 歴史の闇の底でくすぶり続ける人の妄念と業......
恋文
小説の言葉を借りると、『こんなすごい「短編集」、はじめてみたよ』。 5話からなる短編集で、キーワードは『白い嘘』。 人間は、他人を思いやが故に嘘をつく。相手やお互いを想うからこそ 生まれる嘘。こ......
一葉の日記 (講談社文芸文庫)
一葉の日記は「史料価値」ばかりではなく「私小説的価値」もあるという観点で捉えた評伝である。 著者は「一葉研究は小説を書くための捨て石」とまで言いながら、全ての日記を精細に検証する。 微に入り細を......
おまんが紅・接木の台・雪女 (講談社文芸文庫)
世界を肯定的主観でとらえた「接木の台」。吉行淳之介ほどあからさまでなく、野口富士男の「なぎの葉考」ほどインパクトはないが、人の認識が老いとともに変わっていくのだということをこの作品を読んで知った。ふ......
死体の指にダイヤ―京都殺人案内シリーズ (光文社文庫)
最近の推理小説は 結構実際に起こった事件をモチーフにしているものが多い中 この当時はまだそういった傾向になかったように思う。 と、いうのもモチーフにするような悪質 豹変的な事件がまだ少なかったよ......
北嵯峨竹林の亡霊 新・京都殺人案内シリーズ (徳間文庫)
土曜ワイド劇場の人気シリーズ『京都殺人案内』の原作です。 ドラマと違うところには(これが原作初体験ということもあって)ちょっと 違和感を覚えたりもするのですが(例えば音川警部補が人情肌というよ......
捜査不能―沈め屋(シンカー)と引揚げ屋(サルベージ) (ノン・ポシェット)
手形詐欺法律小説の傑作。…これ実際にやられたら戻ってこないし捕まらないと思った方が良いですね。よく手形決済する中小企業や個人商店の法務や経営者必見です。不況で経営行き詰まり割るしか無い場合も多いと思......
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