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<title>無影燈（上）</title>
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<description>上巻では、女性に対してふしだらな直江という男が描かれている反面、医に対する厳しさが見て取れる。 なぜ、死というものに厳しいのかは下巻でわかるのだが・・・渡辺淳一の作品は学生の頃読みあさりました。テレ...</description>
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上巻では、女性に対してふしだらな直江という男が描かれている反面、医に対する厳しさが見て取れる。 なぜ、死というものに厳しいのかは下巻でわかるのだが・・・渡辺淳一の作品は学生の頃読みあさりました。テレビ番組でドラマ化された時思い出して読み直しました。その頃ちょうど医師直江と倫子の関係に自分の体験を重ね合わせていたものです。直江がストイックに自分を追い込んでいく姿がとても悲しく感じました。でもなぜか美しくも感じました。この続きは下巻のレビューで。優秀な医師だが､やる事なす事デタラメ｡そんな気がするのだけど…。 看護婦や院長夫人が､彼に恋愛感情を感じるのは､そんなデタラメの中に潜む､何か『真実』みたいなもの｡実際には大学病院の医師達も勉強しない“医師法”までを自分のものにしている主人公が､デタラメをやっているようで､本当は私たちの気がつかない、上っ面ではないヒューマニティーを教えてくれそうな気がして､下巻まで､一気に読んでしまいました｡
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<title>鈍感力</title>
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<description>元整形外科医、現在ベストセラー作家の書く本に期待する方が鈍感！一般的に言えば、現在の有名人、作家、学者たちの書くお手軽本は買うのが愚かである。中身が無いからだが、読者も購入する事は、自分も中身空っぽ...</description>
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元整形外科医、現在ベストセラー作家の書く本に期待する方が鈍感！一般的に言えば、現在の有名人、作家、学者たちの書くお手軽本は買うのが愚かである。中身が無いからだが、読者も購入する事は、自分も中身空っぽってことです。両者共に現代日本の病的なレベル・ダウンの現れです。さてこの本は、人間にとって、複雑で生きにくい現代社会を上手く、より良く生きるためには、ある種の鈍さが必要だと説き、その為の渡辺流の処方箋をお書きだ。だが、何十年も処方箋お書きでないし、整形外科医だったから、書く処方箋は「心」には無効だ、記載された投薬は古く、効き目は期できないし、処方した本人と、鈍感な患者には分からない。
精神科医でさえ新しき知識の勉強怠ると、その間に新薬はドンドン開発される。時代遅れとなる。今や、著者は、医者やめて久しい。現在の作家業をお続けになるのが賢明でしょう！ そして、本当の”鈍感力”を著してみなさい〜天才が持つ「鈍感力」を。
Sept-masque de couleur
 丈夫さ、強さ、抵抗力、母性愛、包容力…伝統的には
これらの言葉で表わされてきたことを「鈍感さ」という
観点から焼き直し、大雑把にいうと、人間のもつ「強さ」
とは、「鈍感さ」に裏打ちされているということを語った本。

語られている内容は、明るく前向きに生きていくことの
大切さを自律神経（副交感神経）の機能を高めることや、
血液の循環の改善と結びつけており、その点では他の
書と変わらないが、その根底として「鈍感さ」と結び
つけ、それを「力」とあらわしたことが面白い。
また、文体も読みやすい。
鈍感であることが必要だといっている。
それだけ。

一番心に残ったのは、
「緊張した状態で呑むとあんまり酔わない。」
ってのは、本当だってこと。
本題とは関係ないかも。。。タイトルに『鈍感力』、『今を生き抜く新しい知恵』なんてありますが、皆さん、このタイトルに騙されて
この本を購入したのではとないですか。自分もそうです。情けないです。内容は、だれでもこの程度の内容は書けます。
100万部突破なんて信じられません。有名な本なので買ってみた。鈍感で図太く生きるのが良い、みたいなことが書いてあります。自分への批評や病気などに対しては、抗体性が強く鈍感であった方が楽に人生を渡れるのは間違いないと思います。「鈍感」という言葉を拡大解釈してこの本を読んではいけません。あるがままに伸び伸びと生活していきましょう、そんなメッセージを感じました。
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<item rdf:about="http://6bookshop.bestbook-shop.com/detail/03/4167145200.html">
<title>無影燈（下）</title>
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<description>彼女の健気な恋物語として、私はこの小説をとらえました。最後の場面は、自然と泣いてしまいました。愛する男性・直江が死んでしまったと、理性では理解しても、本能で拒絶する倫子。あの人がいなくなるなんて、そ...</description>
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彼女の健気な恋物語として、私はこの小説をとらえました。最後の場面は、自然と泣いてしまいました。愛する男性・直江が死んでしまったと、理性では理解しても、本能で拒絶する倫子。あの人がいなくなるなんて、そんなことない。直江との心が触れ合った時を思い返しうずくまる倫子。物語は幕・・・倫子はこれからどうするのでしょうか。とても気になります。 主人公の私生活のふしだらさがエスカレートする反面、医療の現場における死にどう直面するかを、読者に問いかけている。 死に対して医師や看護婦はどうあるべきかを問うているとわたしはおもった。最近大切な人を亡くしました。この作品はかなり前に読みました。自分を追い込み、そのなかでしか生きられない直江にその人を重ねます。直江が死を覚悟した姿は悲しく、でも美しくも感じました。医師としての功績、子孫、何かをのこすこと、人の一生にはどんな意味があるのか考えてしまいます。亡くした彼も渡辺淳一の作品は学生時代によく読んだとのことで、私が読んでいるのを見て、直江が痛みを紛らすためにかお酒を飲む姿に対して、「酒はかえって痛みが増すんだよな」と言っていたことをつい思い出します。作品の中だけでなく私の中でも、医師直江の存在が亡くなった彼の姿と重なってずっと生き続けている感じがします。しばらくぶりにまた読もうと思います。いやー 切なかったです。頑張っていれば いつかは報われる ものなのですね！女心がどうしてこんなにわかるのでしょうか？著者の やさしさ溢れる小説だと思いました。
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<title>男と女 (講談社文庫)</title>
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<description>男と女が何故分かり合えないかを、故事の引用を含め著者なりに論じたもの。しかし、結局は"性とエロス"の世界に行くのである。

こうした本を書く場合、「男と女」の問題を論じる以前に、まず人と人とは真に理...</description>
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男と女が何故分かり合えないかを、故事の引用を含め著者なりに論じたもの。しかし、結局は"性とエロス"の世界に行くのである。

こうした本を書く場合、「男と女」の問題を論じる以前に、まず人と人とは真に理解し合えるか否かという哲学的考察が必要であろう。「男と女」はすれ違っているかもしれないが、例えば男同士でもすれ違っているのである。すぐさま「男と女」を対立軸にして考え、著者の得意な"性とエロス"の世界に持っていく展開はウンザリである。

年輪を重ねるに連れ、"性とエロス"の世界にのめり込んで行く著者。誰かストップを掛ける人はいないのだろうか。この本は読んでみようと思いました。メル友の人妻だった人でしたが、私以上に奔放な人で結局離婚する程の性の世界に行ってしまった人でした。その人の事を理解（なんて出来ないですが・・・）しようとして読んでみたんですが、何か時代や国などを越えた男と女の事のさまざまな情報の引用集みたいでした。参考になると言えば、参考にもなるかもしれないですが、今の私も結構いろいろな女性を知り、読む必要はなくなってしまいました。悪い内容ではありません。ずばり男と女の確信をついている本だと思う。男の人は女のことが女の人は男のことがこの本を読んでみたら少しは理解ができ、相手のことで悩むことが少なくなるのではないでしょうか。
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<title>男というもの (中公文庫)</title>
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<description> 一般論的で平均的に男性をとらえすぎている。が、読んで参考になり、損は無い本だと思います。しかし、これをマニュアルに女性が男に対すると失敗することもあるのではないでしょうか。世に例外なきはないからで...</description>
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 一般論的で平均的に男性をとらえすぎている。が、読んで参考になり、損は無い本だと思います。しかし、これをマニュアルに女性が男に対すると失敗することもあるのではないでしょうか。世に例外なきはないからです。

 結婚について書かれた箇所があり、以下は私が感じたことです。

 著者は『現代の結婚制度は時代の変化に対応しきれず、さまざまな歪みがでてきている』また『愛もないのに結婚生活を続けるより、本当に好きな人を正直に懸命に愛するほうが真の倫理にかない、人間として真実の姿なのではないか』としている。
 これについては、男性をどう考えるかを云々するのは良いが、如何なものかと思います。結婚生活には、第三者(子孫、両家の両親、縁者、友人)が関係し、社会と関わりをもって成り立っているのであるから。特に子供に対しての責任を放棄して、愛人の元に行ってしまうのは(渡辺氏著書『愛の流刑地』の主人公冬香のように)、ほとんどの動物もしないことなのではないでしょうか。著者は『人間は高度化した近代文明とは裏腹に所詮動物であり、他の生物と変わらぬ雄と雌なのである。本来生き物として持っているはずの雄と雌の命の輝きを、取り戻したい』としています。人間は動物であり、遺伝子は利己的に存続し続けたいのも納得できますが、しかし動物も子供が動物として生活できるまで育てるように、子供が人として一人前になるまでは、せめて自己を律し、結婚生活を営むことが、人間社会の未来を作っていくのではないでしょうか。
 私が男性であるから解かるのですが、著者の言うように男は概してその本能により浮気性であるのは事実。だからこそ、将来の世を想い、欲の赴くままではなく謙虚と我慢と犠牲も必要かと思います。
 なにより、最善は配偶者を愛することとその能力、無い場合は努力なのではないかなと思いました。
 今この書評に目を通しているあなたも、この書評を書いた僕も，ともにヒトである。サルやウマと違って本を読む．世の多くの本には，ヒトの心のことが、まま書いてある。ままどころではなくて、心の動きは文学の大きなテーマであり、特に性はもっとも奥深い主題のひとつとされている。「性を書けなくて、文学の大家とは言えない。特に、女の性の奥深さを書けなくては」とは、よく言われることだ。そして、典型例として源氏物語がよく引き合いに出される。光源氏に愛された多くの女性が一人として同じ性格ではなく、それぞれがそれぞれに不幸になるのが書いてある。中身が濃いのに超長編、僕も明石で読むのを断したままだ。女性を書いた本は、ほかにも万巻ある。それほどに、女性は多様で奥深いということだろう。僕はいまだに女心がわからない。
 ヒトという点では共通するが、男はオスであるという点で、女性と異なる。どう異なるのか。それをズバリ言い尽くしたのが、この本である。僕は男で、この本の最初から最後まで全部同意する。まったくこのとおり、これ以上でも以下でもない、オスという切り口で僕もこうだ。著者に力量があるとしても、文庫本たった一冊328ページで言い尽くされてしまうとは、男とは女と比べてなんと薄っぺらなものだろう。
章立てになっていて、それぞれのテーマについて具体的に書かれてあるのでとてもわかりやすく読めます。
男というものがどんな生き物なのか。そしてそれに対して女はどのようなものなのか。
「男」を説明するには、対比として「女」が登場するのが必然だと思いますが、それぞれがどのようなときにどのような違いがあるのか具体例が書かれてあり理解がしやすい。「なるほどなあ」と思わせられることが多々ありました。
男の現実感と女の現実感、そしてまた双方の浪漫。
男女関係を良好に保つために参考になることが書かれてあるとも思います。
また、渡辺氏の数々の恋愛小説を描く基盤となるデータベースであるようにも思えます。
「絶対愛」という言葉、「結婚というのは、お互いに何もかもさらけ出す日常そのもの」という意味、よく感じ取り、自分にとっての幸福感を形成しなければと思います。昔から、男性と接していて疑問に感じていたことが(女兄弟しかいないので)、この本を読んで少し解ったような気がしました。もうじき結婚(自分と違う性と生活していく)しますが、心の片隅にこの本で学んだことをしまっておきます。愛する男性のいる女性の方は、一度読んでみても損はない本だと思いますよ。男である渡辺淳一が男ってのはこういうものです，と女性に教える形式の本です。
一般論だからそうじゃない人もいるかもしれない，と言いながらも
自信を持って，大方はそういうもんだ，と決めつけている。
読み進めながら，自分が付き合ってきた男や周囲の男を思い出し，
確かにそんな感じだ，
と思うところもあるが，
そうかなー
と思うところもあり，結局，渡辺先生の決めつけになじめない自分がいた。
なじめない理由は，しょせん女の私に男の性愛など理解できないということなのか，
それとも，渡辺先生の持論に過ぎないからか。
しかし，俵万智が個人的女性的視点から書いた解説（むしろ感想）は，
いちいち分かりやすかったから，
やっぱり，どんなに言葉で説明されても理解できない男女の性愛の壁っていうものがあるのでしょうね。
それにしても，終盤の一夫一婦制反対論の力説はすごかった。
この信念とエネルギーがあってこそ，
「失楽園」や「愛の流刑地」が生まれるのでしょう。
そういう作品が生まれる背景としての，渡辺淳一の世界観を知るためには意味があるかもしれない。?「わたしが『失楽園』で書こうと思ったのは、きわめて高度化した近代文明社会とは裏腹に、われわれ人間は所詮動物であり、地球上の他の生物となんら変わることのない雄と雌なのだという原点が見失われている危機感を覚えたからです」 ???明治以来ヨーロッパ・キリスト教社会の影響を強く受けてきた現代の日本は、「精神的なものを一方的に上位に置き、肉体的なものを下位に見る傾向がすすみ、精神と肉体とは本来一体であるべきなのに、いつの間にかこの2つが分断されてしまいました」。「一夫一婦制は近代社会が作り上げた相当無理のある制度ですが、西洋諸国のように離婚・再婚を繰り返すことにあまり抵抗のない社会では、それなりに制度が人間の本質に合った形に修正されてきたといえそうです」 ???かつて一大「失楽園」ブームを巻き起こしたこの恋愛小説の名手は、何も不倫や離婚を勧めているのではない。ただ、「一人の男と一人の女が生涯を共にし、脇目もふらず一緒にいる形」が「果たして人間を幸福にしたか」ということに「いささかの疑問」を感じ、それはむしろ、「人間を息苦しくし、苛だちをつのらせ、生きものとしての生彩を失わせることになった」のではないかと考えている。そこで腕を振るったのが、『男というもの』。男の子の“性の目覚め”から、「処女願望」「なぜ“風俗”に行くのか」「浮気と本気」「絶対愛とは」など、男と女の考え方、感じ方からセックスの違いまで、自らの体験を交えながら徹底的につづった。よりよい愛をはぐくむために知っておきたいことがあまねく網羅された刺激的なエッセイである。（家永光恵）
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<item rdf:about="http://6bookshop.bestbook-shop.com/detail/06/406214123X.html">
<title>あきらめるのはまだ早い 1 (対談|ここまできた最新医学)</title>
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<description>元医者である異色のベストセラー作家 渡辺淳一が医療分野に斬り込むシリーズの第一弾!

渡辺淳一氏の最新刊は、現代人の多くが関心を持つ病気について、医師と患者双方の本音をとことん引き出す試みを行ってい...</description>
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元医者である異色のベストセラー作家 渡辺淳一が医療分野に斬り込むシリーズの第一弾!

渡辺淳一氏の最新刊は、現代人の多くが関心を持つ病気について、医師と患者双方の本音をとことん引き出す試みを行っている。

テーマは腰痛、膝痛といった誰にとっても他人事でないものから、不妊症、EDといった「現代人病」、さらには美容整形、花粉症まで多岐に渡る。

対談ではロボットを使ったハイテク手術や驚異的な新薬といった「医療最前線」の話が医師から出れば、患者側からは「医師や病院への不満」が飛び出す。そして医師・患者双方に、聞き役の渡辺氏があらゆる角度から斬り込む。「腰痛」の章では、「日本一多忙な男」みのもんた氏も患者代表として登場する。

一般的になじみのある疾患を集めた第一巻に続き、「がん篇」の第二巻、「難病篇」の第三巻が続けて発刊される予定ということである。まったく新しい異色の「家庭の医学書」として参考になる部分が多い。

ちなみに、本書で取り上げるテーマと登場する名医たちは下記の通り。

不妊症………………佐藤孝道(聖路加国際病院女性総合診療部長)
腰痛…………………福井康之(国際医療福祉大学三田病院整形外科部長)
膝痛…………………守屋秀繁(千葉大学名誉教授)
ED…………………熊本悦明(日本メンズヘルス医学会理事長)
眼疾患………………若倉雅登(井上眼科病院院長)
花粉症………………今井 透(聖路加国際病院耳鼻咽喉科部長)
インフルエンザ……岡部信彦(国立感染症研究所感染症情報センター長)
美容整形……………白壁征夫(サフォクリニック院長) 

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<item rdf:about="http://6bookshop.bestbook-shop.com/detail/07/4334740006.html">
<title>戻り川心中 (光文社文庫)</title>
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<description>花がモチーフの短編ミステリー集。
いずれも、大正末期から昭和初期が舞台だが、あまりに雰囲気が良く出ていて、
思わず作者の年齢を確認してしまった(今年還暦を迎えたばかり)。
よく考えたら、およそあり得...</description>
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<![CDATA[
花がモチーフの短編ミステリー集。
いずれも、大正末期から昭和初期が舞台だが、あまりに雰囲気が良く出ていて、
思わず作者の年齢を確認してしまった(今年還暦を迎えたばかり)。
よく考えたら、およそあり得ないプロットなのだが、
筆力で（それも自然に)読ませてしまう。
それと、いずれも動機が最大のポイントなのだが、ちゃんと
手がかりや伏線が置かれているのが「本格」的。

加えて練達な筆致に、一読、巻を措く能わず、で一気に読了。
それにしても、この人の文章は美しい。
詩的で情緒纏綿たる描写とはこのこと。

文学の香り高い本格物として稀有な作品、と思う。◆「桔梗の宿」 

 死体が握っていた一輪の白桔梗。 
  
 二つの殺人事件を繋ぐこの花は 
 〈ダイイング・メッセージ〉なのか、 
 あるいは何かの〈見立て〉なのか？ 

 結末で浮かび上がるのは、犯人の巧緻な 
 策略ではなく、哀しくも切実な動機だった…。 


 人の行動が自分の想いとは裏腹に作用し、まったく 
 望まない構図に収斂させられてしまうという悲劇。 



◆「桐の柩」 

 男と女の何重にも捩れた情念の交錯、そして 
 「柩」と「死体」の関係における逆説的な着想―。 

 やくざの世界という舞台設定と骨絡みの 
 トリックの鮮烈さに眩暈すら覚えます。 



◆「白蓮の寺」 

 幼少の記憶に焼き付けられた凄絶な母の姿。 
 果たして母は、父を殺したのか？ 

  
 自らの「記憶」に翻弄された主人公が最後に直面するのは、寄って立つ 
 現実が崩れ去るが如き「真実」と愚かしくも美しい人の情念です。 



◆「戻り川心中」 

 二度の心中未遂事件で、二人の女を死に追いやり、 
 その情死行を歌に遺して自害した天才歌人。 

 彼が求めていたのは何だったのか？ 


 我々は「作者」と「作品」の間に密接な 
 関連性を見出さないではいられません。 

 そんな思い込みこそが本作の犯行の不可欠な要素となっているのです。 

 犯人が狂おしい妄念を燃やして描き出した幻の花。 
 彼は自らの命を賭すことで、決して色褪せない永遠の花を手にしたのです。 
連城氏を叙情派作家の代名詞として定着させた花をテーマにした短編集。特にタイトル作は、映画化、TV化もされ代表作とされている。

「藤の香」は昔懐かしい代書屋を取り上げて、代書屋を通して様々な想いを交わす色街の女達の哀感を描く。「桔梗の宿」は作中にも触れられているように「八百屋お七」に題を取ったものだが、作者独自の世界を構築するまでには至らなかった。「桐の柩」はあるヤクザの粋な行動が実は保身のための矮小なアガキだったというユーモア・ミステリ向けの題材だが、これを叙情的に描く作者の力量は皮肉でなく見事。「白蓮の寺」は自身の幼い頃の記憶に残る母親の殺人場面と火事の場面の謎を探るため、過去を辿って行くうち自己の意外な運命を知るという鮮やかな構想の作品。「戻り川心中」は心中未遂の上、蘇生した菖蒲に自身を重ねて傑作歌集を残した歌人の謎を追う話。生物学的に枯れた花が蘇生する筈はないので、もとより本格風には書けない。これを読み手に語る順番と叙情性とで一編の物語に仕上げるあたりが作者の手腕か。

謎の焦点を物理的なものから人間の機微に変えて新しいタイプのミステリを構築した傑作短編集。藤の香，桔梗の宿，桐の柩，白蓮の寺，戻り川心中の５篇からなる花葬シリーズ。
約60ページ／篇なので，短編というには長めですが，どの作品も独自の香りを放ち，しかもよく練り上げられた力作揃い。
９割がた真相が判りかけたと思った瞬間に，全く異なった哀しく美しい人間ドラマが
現れる演出は，ただただ見事と言わざるを得ません。
「我が国のミステリの歴史において，最も美しくたおやかな名花である。流麗な文章，
纏綿たる情緒，鮮やかなトリックが，恋愛小説と探偵小説を両立させ，読者を底深い
酔いへと導く。」との解説にも，誰もが納得することでしょう。

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<item rdf:about="http://6bookshop.bestbook-shop.com/detail/08/4101405042.html">
<title>恋文 (新潮文庫)</title>
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<description>小説の言葉を借りると、『こんなすごい「短編集」、はじめてみたよ』。

5話からなる短編集で、キーワードは『白い嘘』。

人間は、他人を思いやるが故に嘘をつく。相手やお互いを想うからこそ
生まれる嘘。...</description>
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小説の言葉を借りると、『こんなすごい「短編集」、はじめてみたよ』。

5話からなる短編集で、キーワードは『白い嘘』。

人間は、他人を思いやるが故に嘘をつく。相手やお互いを想うからこそ
生まれる嘘。この種の嘘は、動物にはできない、極めて人間的な、つま
り人情味のある行為だといえるだろう。

全てに白黒をつけ、自分の幸せを追求するのが善だと思っている合理主
義者には、主人公たちはただ未熟だとしか映らないかもしれない。

でも、相手の気持ちを汲み取った上で嘘をつく主人公たちにふれたら、
「切なさ」という言葉の意味が分かるでしょう。ぜひ一読を。時に、人は嘘をつく。その嘘は自分のためだけではない。
相手を思いやる気持ちが嘘をつかせることもある。その
ことが胸にぐっと来る。それぞれの話の中、登場人物の
つく嘘もそれぞれだけれど、そこには一様に切なさが
ただよっている。５編とも心に残る話だったが、愛する
妻に悲しい嘘をついた男の話の「ピエロ」、叔父、姪、
姪の娘の３人の心が織りなす切ない話の「私の叔父さん」が
印象に残る。洗練された、しっとりと味わいのある作品だった。これが好きな人はだめ男だけだと思う。東京大学物語に似ているんだけどあれは全体を主人公の夢ということにしてるからあんなマザコンが許されるんだと思う。この作者は完全に本気でそれが許されると思っている。きもい。ひどい。大体、連城三紀彦っていう大げさな名前からして胡散臭いと思っていたけど。
連城三紀彦は短編のほうがいいと思う。短編集「恋文」は、忘れられない一冊だ。
なにしろこの人の描く男女関係というのは、いつも世間の常識を裏切ったところに咲いている花、であるのだ。そして、この著者の十八番である「せつなさ」がどの作品にも光る。
「ピエロ」では、人のいい旦那がぞっこん惚れ込むほどだから、その妻というのはよっぽどいい女なんだろうなあ、というところだが、どうにもこの奥さんは「淡々」とした性格なのである。
どんな容器にも収まるとか、成るにまかせて流れるというか、悪あがきしないというか、「水のよう」な人だ。たぶん、旦那にしか分からない魅力があるのであろう。
でも女性の目から見ると、「あんたカマトトぶんのもいいかげんに」と言いたくなるタイプの女性だ。
まあそういう風だから出て行かれてバチが当たったと思うのだが、これは「陰で男が泣いていた」その背中を髣髴とさせるような話だから、これでいいのである。してやったり、という著者の満足顔が浮かんでも、やはりせつない。
「紅き唇」、生来頑丈な体を持ち、何をするにも人の倍くらい力をこめてしまうおばさんを「せつなく」描いてしまう。ここに出てくるのは、皆善良な人ばかり。なのになんでみんなが幸せになれないんだろう。
不器量だからせめて働き者として生きよう、と若いころに悟ってしまったおばさん、婿のために一所懸命したことが、かえって迷惑がられてしまうおばさん、それを思うと涙が出る。
同じ女なのに、か弱く見えるというだけで大事にされる柳腰の女たち。同じく頑丈だという姫野カオルコさんなら分かってくれるだろう。連城は男性であるのにここのところを実によく描いている。
そして、そんなおばさんに向ける著者の視は温かい。新しい婚約者もまた、優しい女性として登場させているからだ。
幕が下りた後も、私の瞼には、そろっておばさんを訪問するぎこちない婿と婚約者の姿が浮かぶ。連城さんが時々新聞向けに書いている文章がキレイだなあ、と思い、何でもいいので本を読んでみようと手にとってみました。外にいる時に読んだこともあって、出て来る男がほとんど精神的に幼くて未熟なので読んでいて狼狽しました。逆に出て来る女性は年齢は様々でも、こういう子供のような成人男性にお母さんのような理解を示してるところが共通していて、すみませんが全く共感できませんでした。
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<title>秘すれば花 (講談社文庫)</title>
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<description>「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず―。秘めるからこそ花になる。秘めねば花の価値は失せてしまう…。」とあるが、『風姿花伝』には「秘せずば」ではなく「秘せずは」とある。また、佐伯晶『秘曲』（表紙が...</description>
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「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず―。秘めるからこそ花になる。秘めねば花の価値は失せてしまう…。」とあるが、『風姿花伝』には「秘せずば」ではなく「秘せずは」とある。また、佐伯晶『秘曲』（表紙が少し似ている）の副題にも「秘スレバ花ナリ、秘セズハ花ナルベカラズ」とあり、「秘めるからこそ花になる。秘めないことは花ではない。」という現代語訳の方が正しいのではないか？ 超高密度小説（本自体は大して厚くはないが…）『秘曲』は終始この謎の言葉に貫かれており、特にラストはこの言葉に作者自身が作った言葉が続いていて、余韻が残る。杉本苑子『華の碑文』、瀬戸内寂聴『秘花』と共に、これら四作を併読すれば趣があると思われる。 表題の言葉には、「隠されたところがあればこそ、花としての価値が生まれる」というすぐに分かりそうな意味に留まることなく、「普段は極力見せないようにしておいて、ここぞというときに開示することによって、大きな効果を引き出す」という戦略的な方法論としての意義が含まれる。この方法論は、「能」という一分野だけでなく、広く一般に有効な考え方である。本著には、そのように数百年前の「能」を通じて得られたノウハウを、現代に生きる私たちにとってむしろ新鮮なイメージを持った「人生訓」として受け入れることができる例（意義の解釈）がいくつも掲載されている。まさに、温故知新の書である。「秘すれば花」このフレーズの独特の響きがとっても艶があって、いいですよね。人間の才能と、それを生かす修行のあり方、花のある存在として活きる事とはどのような事なのか。一瞬たりともとまることの無く移り変わり彩りを変えてゆく花の命のように、人生の花のあり方は変化するという、深い人生の書です。武士道や葉隠れなどとはまた趣は違いますが、どちらも今の私たちにとっても役に立つ人生の指針かもしれません。花を知る 花を悟る 花を極め 風を会得し、花を伝える秘すれば花 秘せずば花なるべからず人生、花も実もある生き方をするためには、どのような心得、嗜み、修行が必要なのか、、本当に花のある人生の指針として、オススメなのです。
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<title>遠き落日〈上〉 (集英社文庫)</title>
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<description>笑える所 イライラする所 感動する所

総じてずっと心配しながら読んでました。
特にお金の使い方に。
論文の発表に。

この本を読んで本が好きになりました。上下巻一気に読みました。いや、凄い。野口英...</description>
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笑える所 イライラする所 感動する所

総じてずっと心配しながら読んでました。
特にお金の使い方に。
論文の発表に。

この本を読んで本が好きになりました。上下巻一気に読みました。いや、凄い。野口英世は、本当に凄い。強烈な個性と、信じがたい努力。こんな人が日本にいたとは知らなかった。言葉では言えないくらい、感動した。野口英世は実に実に凄い。波乱に満ちた人生である。猪苗代から医者を目指して上京し、
さらに学者となるために、ほとんどアテのないアメリカに単身渡米し、
苦難を乗り越えて世界的な学者となっていく。
今の我々に彼のような生き方ができるであろうか。

自分の故郷、さらには日本の医学界に見切りをつけて無謀ともいえる
アメリカでの彼の生き方は我々に勇気を与えてくれる。

若い人にとって、この本は勇気を与えてくれるもだと信じる。
日本でダメなら世界があることを教えてくれる。日本国民はこれほどでたらめな人物がお札になって、毎日その顔を見ていることを知っているのだろうか。周囲の人たちから借金しまくり、郷里の友人が無理して作ってくれた金までも遊興で使ってしまう。結婚の約束で借りた留学費用さえも使い果たし、婚約者を平気で捨てる。最初からそのつもりだったのだろう。これほどの人物なのだから、不遇のうちに死んでも天罰だし当然だとさえ思う。

しかし努力と集中力も並みはずれていた。この美点だけをとってみれば典型的な東北人である。また野口は農民の出身だが、維新後間もない会津若松で学んだこともあり、おそらく会津武士道の影響を受けているのだと思う。恩師のフレキシナー博士は野口の狂人的な仕事ぶりを評して、「何か宗教的な背景があるのだろう」と語っている。

最初は、野口のあまりのでたらめぶりに憤慨しながら読み進めていった。高峰博士のようなニューヨーク在住の良識ある日本人たちが、野口を避けたのは当然のことだった。しかし野口が次第に追い詰められていく様子に、いつしか同情している自分に気がついた。ガーナで亡くなる少し前、研究に疲れた野口が、「おっかあ、あさりの味噌汁が食いてえ」とつぶやく場面では思わず泣いてしまった。野口は彼の人生をまっすぐに駆け抜けて、去っていったのだと思う。読後、ほんのちょっぴり彼のことが好きになれた。いい就職先が見つからず悩んでいるフリーターの青年たちに読むように薦めたい。恋愛小説で名を成した渡辺氏であるが、個人的には氏の医学小説が好きである。渡辺氏は、真剣に医学を志しながらも、日本初の心臓移植の闇の部分を告発して医学の世界を去ったという過去を持っている。そして、彼の医学小説には青春を賭けた医学への思いが込められている。
この小説は、虚像に満ちた野口英世を、極めて人間臭い破天荒な人物として描き直したことで、大きな影響を与えた。
そして、偉人から、欠点が多い天才としてとらえ直すことによって、野口の魅力は増したと思う。
しかし、これはあくまで小説である。野口英世には、あまりにも常識破りの面があることは事実であるが、本書ではそれが誇張され過ぎているのも事実である。
私は野口に興味を持ち、定評のある伝記であるIsabel Plessetの、Noguchi and His Patronsを読んだ。Plesset氏の調査によれば、野口にはかなり常識的な面も多くあり、渡辺氏の描く野口は、やや偏っていると思う。
また、野口の医学的業績については、何人かの人々によって再評価されている。そのことも、野口を理解するには大切なことである。
このような欠点はあっても、渡辺氏の小説によって、野口英世が新しい命を持ってよみがえったことは事実である。
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<title>シャトウルージュ (文春文庫)</title>
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<description> だけど他人に委ねてしまっては・・・主人公は完全なＭ男君でしたね。

 著者独特の冷静な文体でフィクションとしては面白かった。

 知識だけの頭でっかちな男が増えているのは事実・・・

 男と女の性...</description>
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 だけど他人に委ねてしまっては・・・主人公は完全なＭ男君でしたね。

 著者独特の冷静な文体でフィクションとしては面白かった。

 知識だけの頭でっかちな男が増えているのは事実・・・

 男と女の性の違いを考えさせられる内容でした、性にタブーはないけれど愛する妻を他人に委ねる事にはどうも付いて行けません。全体的に退屈で主人公＆作者の理屈っぽさに苛立つ作品。

団塊世代の奥様方や性の経験が乏しい方々には楽しめるのかも知れない。


なかなか鋭い現代社会への批判となっていてとっても面白かったです。
性に冷淡な妻を調教してもらうべく、ある組織に委ね、毎日その組織から送られてくる映像に日々驚愕と怒りと恐れを感じる若き優秀な医者である夫は、女に目覚めた妻に対して、自分の性の稚拙さを思い知らされるのです。

自分以外の男性たちに、あれほど喜びを感じ、目覚めていく妻を許せないとともに、その反面、強烈なコンプレックスを抱き、自分自身の性愛の技術に不安となり、肉体的にも役にたたない夫。男と女の違いが是ほどまでに見事に描かれるとスッキリしますね。

この本を読んで、女性達は、まさにそのとおりなのよと叫ぶ人が多いのではないかと思います。（笑）性について、女の底知れなさに比べたら男は弱いものであり、だからこそ男性優位の社会構造を作ることに躍起になり、科学的分析、論理的思考を駆使し、女に代表される自然的、感覚的な面を押さえ込んできたんでしょうね。渡辺さんもおっしゃる通り、もう一方的な男性による自己中心の性の時代は終わり、いかに女性達を悦ばせ満足させるかによって男性たちが女性たちに選ばれるような時代であるということなんですね。最後に妻から届いた手紙がまた非常に面白かったです。女から見たら当たり前の感覚なのですが、夫はその手紙を読み、なんと鋭く明晰なのかと驚くのですね。その感覚のギャップに、思わず感心してしまいました。まあ、とにかくお読みくださいね。男性も女性も必読の本だと思います。（笑）

この本は一貫して男性の視点から書かれているが、最後に主人公の月子が手紙という形で本音を話す。男性の気持ちを理解したい女性にとっては勉強になるかもしれないが、私は個人的には、全く違う感想を持っている。男性と女性の気持ちにズレがある事は勿論だが、それ以上に、他人を変えようとするよりも自分を変えようとすれば結末は全く違った結果になったかもしれない。心せねばと思った1冊だった。渡辺淳一著作のこの本 本屋で目にして、立ち読みした瞬間、いい感じにHで妖艶だったので、衝動買いしてしまいました。主人公の医師が持つ“妻を征服したい”という欲望。それに対峙する妻の心理状況。理解できます。“昼間は貞淑で楚々とした妻を調教し、夜は自分だけの性の奴隷にしたい”というくだりに首根っこをつかまれ、調教シーンの生々しい表現に五臓六腑をかき乱され、面白かったです。二人の心理描写を一般的な男女の形に置き換え、性に対する考え方、愛に対する考え方、夫婦のあり方、そして… 作者らしく淡々と、しかし艶っぽく描かれていて、最高に気に入りました。
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<title>愛の流刑地 上 (1) (幻冬舎文庫 わ 7-1)</title>
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<description>渡辺淳一の小説で初めて読んだ作品です。特に後半は、異性ながら菊治の心境が痛いほどよくわかり、涙が止まりませんでした。リアリティに富んだとても哀しいお話でした。「男が女を快くしないことは罪ですが、死に...</description>
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渡辺淳一の小説で初めて読んだ作品です。特に後半は、異性ながら菊治の心境が痛いほどよくわかり、涙が止まりませんでした。リアリティに富んだとても哀しいお話でした。「男が女を快くしないことは罪ですが、死にたくなるほど快くすることは、さらにさらに大きな罪なのです」
 この一文が、『愛の流刑地』のテーマである。もちろん、だから女をあまり快くさせ過ぎるなと言っているのではない。むしろ、女を快くすることを軽視する世間の風潮への警鐘を鳴らしていると言ってよい。
 セックス至上主義的な主張に、反感を感じる人も居るだろう。だが、菊治と冬香の濡れ場を繰り返し繰り返し描きながら、次第に女として開花していき、やがては死に引き付けらていく冬香の描写はさすがに凄い。前半の二人の逢瀬の描写の積み重ねが、対比として後半の菊治の孤独感を際立たせる。この筆力はさすがである。
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<title>愛の流刑地 下 (3) (幻冬舎文庫 わ 7-2)</title>
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<title>無影燈</title>
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<title>遠き落日〈下〉 (集英社文庫)</title>
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<description>野口英世がアメリカで成功を収め、日本に凱旋帰国し母親のシカに親孝行するところは感動しました。また海外に出てからの野口英世について考察も含め詳しく書かれており、大変野口英世に興味を持つことができました。</description>
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野口英世がアメリカで成功を収め、日本に凱旋帰国し母親のシカに親孝行するところは感動しました。また海外に出てからの野口英世について考察も含め詳しく書かれており、大変野口英世に興味を持つことができました。
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<title>化身〈上〉 (講談社文庫)</title>
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<description>渡辺淳一作品らしく、官能的な場面や描写がふんだんにあり、そこにちょっと買うのをためらってしまいましたが、内容はそこらのエロ小説とは違います。若い女を裕福な男が育てる……それは男にとっても、女にとって...</description>
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渡辺淳一作品らしく、官能的な場面や描写がふんだんにあり、そこにちょっと買うのをためらってしまいましたが、内容はそこらのエロ小説とは違います。若い女を裕福な男が育てる……それは男にとっても、女にとっても1つの憧れでしょう。しかし、惜しみなく与えるということも、惜しみなく与えられるということも、どちらもまた辛いのだということがこの作品を読むとわかります。 「好きだけど別れる」という意味がわかるようになった年頃の人、特に主人公と同年代の人は深く深く共感できるでしょう。下巻の中盤以降はずっと泣きながら一気読みしました。
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<title>化身〈下〉 (講談社文庫)</title>
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<title>懲りない男と反省しない女 (中公文庫)</title>
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<description>男女の違いを解いた本
と思って、読んで欲しくはないですｗ

すっごく楽しい！！

渡辺先生のかなり主観の入った男性論が
痛快に走り抜けます 笑

ですが、それがなんとも いい♪

これ程、恋愛を自由...</description>
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<![CDATA[
男女の違いを解いた本
と思って、読んで欲しくはないですｗ

すっごく楽しい！！

渡辺先生のかなり主観の入った男性論が
痛快に走り抜けます 笑

ですが、それがなんとも いい♪

これ程、恋愛を自由にとらえられたのは
先生の時代には タブーとされてきたでしょう
だからこそ、含蓄のある言葉が次から次へと出てきて

妙に納得させられるのでした。

自分がもし、先生と対談したならば
恋愛論で、勝てるだろうか？

いや、まず無理ですね・・どちらが良い悪いではないですが、生まれ持っての性質がかなり異なるので。
まあ、お互いすれ違いが生じそうになったら手遅れにならない前に一読を
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<title>夕萩心中 (光文社文庫 れ 3-5)</title>
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<description>◆「菊の塵」 

  明治の世に、武士道を貫こうとする夫婦の物語。 


  病床に縛られ、屈辱の日々を送っていた元軍人の夫の死から浮かび上がるのは、 
  歴史の闇の底でくすぶり続ける人の妄念と業...</description>
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◆「菊の塵」 

  明治の世に、武士道を貫こうとする夫婦の物語。 


  病床に縛られ、屈辱の日々を送っていた元軍人の夫の死から浮かび上がるのは、 
  歴史の闇の底でくすぶり続ける人の妄念と業です。 


  歴史的事件を背景にした大胆不敵なトリックも、犯人の切実な犯行動機と 
  不可分に結びつき、十分な説得力と言い知れぬ余韻を生んでいます。 



◆「花緋文字」 

  離ればなれにされていた、血の繋がっていない兄と妹が再会した。 

  芸者となっていた妹は、婚約者のいる兄の友人と、 
  禁断の愛に堕ちることになるのだが……。 


  ミステリにおいて「禁じ手」ともいわれていた趣向に取り組んでいますが、 
  もちろん、アンフェアにはなっていません。 

  そして、犯行が発覚するよりも、動機を知れたくないという 
  歪んだ犯人の心の在り方は、現代においては決して虚構のなか 
  だけのものとは言い切れず、一歩間違えれば、誰もが陥ってしまう 
  かもしれないという恐れを抱かせます。 



◆「夕萩心中」 

  政府高官の妻・但馬夕と、その家の書生・御萩慎之介との 
  不倫の愛から起こった心中事件の謎。 


  「夕」と御「萩」の心中ゆえに「夕萩心中」。 

  しかし、本作における「萩」という言葉には、他にも 
  さまざまな意味や想いが塗り込められているのです。 

  「菊の塵」同様、男女の物語の外側に背景としての「歴史」があるのですが、終盤で
  それを鮮やかに反転させていく洗練された手つきは、著者の真骨頂といえます。 
本書は、連城三紀彦の初期を代表する＜花葬＞シリーズ全８編のうちの３編と、ユーモア・ミステリー連作「陽だまり課事件簿」を併録しての復刊である。

まず＜花葬＞シリーズ３編である。３編が３編ともそれぞれの時代背景が、現代ではなく、明治・大正・昭和初期と絶妙の設定になっていることが大きいと思う。ここからすでに読者は連城三紀彦のフィールドで勝負されているのだ。

そして、世間に知られているうわべの情報が切々とうたわれる。
−女たらしの男に妹を弄ばれた兄の復讐「花緋文字」、
−政治家の妻と書生の道ならぬ恋、そして心中「夕萩心中」、
−報国の情が嵩じた末の軍人の自害「菊の塵」、

実はこれらは、作品でいうと、連城三紀彦ならではの流麗なレトリックの前哨戦とでもいうべき段階で、そこからさらに研ぎ進められて初めて驚くべき真相と、大どんでん返しが見えてくる仕組みになっているのだ。私はいずれもすっかり幻惑されてしまった。
＜花葬＞シリーズは、「戻り川心中」など、残る５編を加えて全８編、まさに日本のミステリー史上に残る傑作だと思う。

次に「陽だまり課事件簿」の３話だが、ユーモア・ミステリーとされていて、一応登場人物たちが個性的だったり、会話や設定がウイットに富んでいたりしているが、ミステリーとして伏線もしっかりしているし、解決も論理的に纏まっているし、それなりに十分楽しめた。

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<item rdf:about="http://6bookshop.bestbook-shop.com/detail/20/4492312811.html">
<title>ミクロ経済学 基礎と演習</title>
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<description>この本は，ラグランジュと二階の条件(ヘッセ行列とか)さえ理解していれば最後まで読み通せます。つまり、学部上級ミクロの解説・演習書です。テキストとしては不向きで、演習書として使うのがベストでしょう。ち...</description>
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この本は，ラグランジュと二階の条件(ヘッセ行列とか)さえ理解していれば最後まで読み通せます。つまり、学部上級ミクロの解説・演習書です。テキストとしては不向きで、演習書として使うのがベストでしょう。ちやんと鉛筆を手に取り、数式を一行一行実際に書いて、ゴリゴリ読み進んでいけば、かなり力がつきます。ただ、話題が少ないのが残念で、国?試験対策には物足りず、他の上級公務員試験対策には難しすぎで、中途半端です。ゲーム理論もわずかだけしかありません。しかし、こういった、例題で学ぶタイプのテキストの中では、レベルが高い方なので、とにかく演習をやりたくて仕方ない人にはけっこうオススメです。計算問題だけでなく，記述，正誤問題もあるので，語句の定義や概念をしっかり学びましょう。競争均衡やパレート最適の定義を言えますか？その前に，均衡て何ですか？「需要と供給が一致する点」なんて答えてはいけませんよ（笑）意外に，分かってるようで分からない人や，イメージでしか覚えていない人が多いです。個人的には、プリンシパル＝エージェント・モデルの展開が見事だと感じました。単純な生産関数(モデル)から、この分野の重要な結果をいくつか導出しています（所詮，経済学とはそのように単純なモデルから生まれたものばかりですが…。）
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